カードローンを借りるとヤバい?借りた後に後悔しない為に知っておくべきこと

当ページのリンクには広告が含まれています。

カードローンを借りると何がヤバいの?

借入で後悔したくない!

と思っている人は多いでしょう。

カードローンの借り入れを検討している人は、借金をしっかり返済できるか不安ですよね。

結論から言うと、カードローンを借りるとヤバいデメリットがあります。何も考えずに借りてしまうと、あとから後悔してしまうことも。最悪の場合、自己破産に陥る可能性もあるんです。

本記事ではカードローンのヤバいデメリットについて徹底解説!さらに、借りたあとに後悔しない為に知っておくべきことも紹介していきます。

約3分で読めて、「カードローンで無理なく借りるには?」という疑問が解決します。気になる人は、ぜひ参考にしてみてください!

目次

カードローンのデメリット

結論、カードローンのデメリットは以下の7つです。

  • 気軽に借りられるため金銭感覚が狂う
  • 返済が長期化しやすい
  • 返済に対する恐怖心を感じない
  • 金利が高い
  • 日割り計算で金利が発生する
  • 返済できなくなったときは家族にバレる
  • 返済が滞るとブラックリストに登録される
  • 多重債務/自己破産に陥るリスクがある

カードローンは「すぐに借入できる」「Webでサクッと申し込める」など、誰でも気軽にお金が手に入ります。しかし、カードローンはあくまで「借金」です。融資を受ける際のリスクについて知っておかないと後悔するでしょう。

カードローンのデメリットについて、以下で解説していきます。

気軽に借りられるため金銭感覚が狂う

カードローンは気軽に借入できるため、金銭感覚が狂う恐れがあります。というのも、多くのカードローン会社は、コンビニATMでの取引に対応しているからです。

お金がほしいと思ったら直感的に借入できるため、借金をしているという感覚が薄れます。要するに、「ATMで預金を引き出している」と勘違いしてしまうのです。

金銭感覚が狂うことでズルズルと借金が溜まってしまうため、利用の際には注意が必要です。

返済が長期化しやすい

カードローンで融資を受けると、返済が長期化しがちです。理由は、毎月の返済額が少ないから。例えば、銀行カードローンの毎月の返済額は以下の通りです。

銀行カードローン月の返済額
PayPay銀行カードローン1,000円~
三菱UFJ銀行バンクイック1,000円~
みずほ銀行カードローン2,000円~
三井住友銀行カードローン2,000円~
auPAYスマートローン4,000円~
セブン銀行カードローン5,000円~

比較を見ていくと、銀行カードローン各社の月の返済額は1,000~5,000円。月の負担になりにくい金額といえますが、これでは完済までは長い道のりですよね。

毎月の返済額が少ないという点は、カードローンの大きなデメリットといえます。ただし、まとまったお金があれば追加返済が可能。ボーナスなどが入った場合は、計画的に返済していきましょう。

返済に対する恐怖心を感じない

カードローンは返済に対する恐怖心が薄れがち。というのも、月の返済額が少なすぎるからです。

先ほども説明したとおり、銀行カードローンの就くの返済額は1,000~5,000円程度。日々の生活にほとんど影響がない金額のため、「まだまだ借りられる」と錯覚することも。

だんだんと借金に対する恐怖心が麻痺してくるため、気がついたときには手遅れになる可能性もあります。「借金している」という感覚を持てないことが、カードローン最大のデメリットといえますね。

金利が高い

カードローンの金利は基本的に高く設定されています。なぜなら、借入金の使い道が自由だからです。例えば、マイカーローンや住宅ローンは使い道が限定されているため、金利は低い傾向です。

ローンの種類最大金利の相場
カードローン13~18%くらい
マイカーローン1~2%くらい
住宅ローン0.8~1%くらい

比較を見ていくと使い道が限定されているマイカーローンや住宅ローンは、それぞれ1〜2%、0.8〜1%程度です。一方、使い道が自由なカードローンは約13〜18%と大きな違いがあります。

つまり、他のローンと比較して余分な返済が多くなってしまうということ。金利が高いという点は、カードローンのデメリットといえます。

日割り計算で金利が発生する

カードローンの金利は日割り計算されるため、余分な支払利息が増えてしまいがちです。

他のローンであれば、融資を受ける段階で支払利息が決定されます。一方でカードローンは、いつでも返済できるという特性上、日割りでの金利が発生してしまうのです。

つまり、返済が長引くほど利息が膨れ上がるということ。カードローンには「日割り計算」というリスクが存在することは覚えておきましょう。

返済できなくなったときは家族にバレる

カードローンの返済が滞った場合、家族にバレてしまいます。なぜなら、自宅に督促状が届くからです。

通常、カードローンの返済が2~3ヶ月滞った場合に督促状が届きます。見慣れない封筒が届くため、家族はひと目で不審な書類だと気付くでしょう。

借金の事実がバレてしまうと信用を失ってしまい、家族関係にヒビが入ってしまうことも。

借入の際は、督促状が届くリスクがあるという事実をふまえた上で利用しましょう。ただし、きちんと返済を続けていけば督促状は届かないため安心です。

返済が滞るとブラックリストに登録される

ブラックリストとは、カードローンの返済が滞った場合に、延滞情報・事故情報として金融機関の信用情報に登録されることを指します。ブラックリスト入りすると以下のデメリットがあります。

  • 新たにローンを申し込んでも審査落ちする
  • スマホ料金などの分割払いができない
  • 賃貸アパートの契約ができない可能性がある

ブラックリスト入りすると、新たにローン審査を受ける際、「返済能力がない」と判断されてしまいます。信用情報は金融機関に開示されるため、ほぼ間違いなく審査落ちするでしょう。

また、スマホなどの分割払いもできなくなります。スマホの支払いは、月額料金と共に端末代金を分割払いするのが一般的。ブラックリスト入りすると、スマホの端末代は一括で支払うしかありません。

さらには、賃貸アパートの契約ができなくなる可能性も。最近では、アパート契約の保証人に保証会社を入れるパターンが増えています。

ブラックリスト入りしていると、保証会社の審査に通らない可能性が高くなるため、アパート契約が難しくなります。

多重債務/自己破産に陥るリスクがある

カードローンのデメリットとして、多重債務/自己破産に陥る可能性があげられます。

それぞれのリスクについて確認していきましょう。

「借金を借金で返済する」という悪循環にハマる

多重債務とは、複数の金融会社から融資を受けること。カードローンが返済できなくなった結果、他の金融機関でさらに借入するという状態です。

多重債務がなぜリスクかというと、「借金を借金で返済する」という悪循環にハマるから。借金を繰り返すことで徐々に利息が増加し、最悪の場合、自己破産に陥るケースも。

カードローンを利用する際は、返済計画をしっかり立てる必要があります。

自己破産になるとどうなる?

自己破産とは、裁判所に手続きすることで借金をチャラにしてもらう方法。「借金が無くなるならメリットでは?」と思う人も多いでしょう。しかし、自己破産となった場合は、以下のデメリットがあります。

  • 5年以上借入できなくなる
  • 破産手続中に就けない仕事がある
  • 財産は全て処分される

自己破産すると、最低でも5年は借入できなくなります。というのも、信用情報に自己破産の履歴が残るためです。少なくとも5年は記録に残り続けるため、クレジットカードやマイカーローン・住宅ローンなど全てが利用できなくなります。

また、破産手続中(3〜6ヶ月程度)に就けない仕事もあります。

  • 弁護士
  • 税理士
  • 生命保険募集人
  • 警備員 など

上記の職に就いている人は、破産手続中は資格制限を受けるため、仕事を休む必要があります。

さらには、自己破産すると一定の財産を全て処分されます。処分された財産の売却金は全て債権者に渡るため、手元には一切残りません。

カードローンを利用する場合、自己破産などのリスクまで考慮して申し込むことが重要です。

カードローンで後悔しないための対策

カードローンの利用を検討する際、「カードローンで後悔するかも・・・」という不安を持っている人は多いでしょう。

カードローンで後悔しないための対策については以下の通りです。

  • 借入希望額を低く設定する
  • あらかじめ返済計画を立てておく
  • 追加返済を使って早めに完済する
  • おまとめローンを利用する

具体的な対策について、以下で説明していきます。

借入希望額を低く設定する

カードローンで後悔しないためには、借入希望額を低く設定することが重要。不要な借入をしないことで、完済までの期間を短くできるからです。

カードローンで最も避けたいことは、「返済の長期化」です。ズルズル返済が伸びることで、利息が膨れ上がってしまいます。

「気がついたら手遅れだった・・・」とならないように、借入希望額は低く設定しておきましょう。

あらかじめ返済計画を立てておく

カードローンの申し込みの前に、あらかじめ返済計画を立てておきましょう。というのも、無計画で借入すると「返済できない・・・」と後悔するハメになるからです。具体的な計画立案は以下の通り。

  • 毎月の収支を把握する
  • 収支の中で返済に回せる額を計算する
  • 完済までの期間を決める

最近では返済シミュレーションアプリもあるため、比較的簡単に返済計画が立てられます。

自身の生活習慣にあわせて無理なく返済していきましょう。

追加返済を使って早めに完済する

追加返済とは、毎月の定額返済にプラスして返済すること。追加返済を利用して早めの返済を心掛けましょう。理由は簡単で、早く返済すればその分利息も減るからです。

さきほども説明した通り、カードローンで最も怖いのは、返済の長期化により利息が増えること。つまり、返済できる余裕があるのなら、即座に返すのがベストということ。

ちなみに、ほとんどのカードローンで追加返済が可能となっています。「ボーナスが入った!」など、まとまったお金がある場合は早めに返済するのがおすすめです。

おまとめローンを利用する

複数の金融機関から借入している場合は、おまとめローンの利用がおすすめ。なぜなら、借金をまとめることで支払利息を削減できる場合があるからです。

おまとめローンができる金融機関は以下の通り。

  • アイフル
  • プロミス
  • アコム
  • SMBCモビット
  • レイクALSA
  • 三井住友銀行カードローン
  • ORIX MONEY など

「複数社で借入している」という人にはおすすめの方法です。ただし、金融機関によって適用される金利はさまざま。会社ごとの適用金利を把握してから申し込みましょう。

メール通知サービスを利用する

メール通知サービスとは、返済期日の前日などにお知らせメールが届くサービスのこと。大手カードローン会社のほとんどが採用しているサービスです。

日々忙しく生活していると、ローンの返済日を忘れがちになります。返済忘れが続いていると、最悪の場合、督促状が届くことも。

「ついうっかり忘れていた・・・」ということがないように、メール通知サービスはできるだけ利用しましょう。

返済シミュレーションツールを利用する

返済シミュレーションツールとは、カードローン会社のWebサイト上で行える返済計画ツールのこと。自分で返済計画が立てられない人には便利なツールです。

返済シミュレーションツールでは、以下の項目がひと目で分かります。

  • 毎月の返済額
  • 監視までの期間
  • 返済総額

返済シミュレーションツールを使うことで、「毎月いくら返済するか」「何年で完済できるか」「残りの返済額はいくらか」などがハッキリ分かります。

無理なく返済していくためには、返済シミュレーションツールの利用をおすすめします。

返済できないときは一人で悩まず相談する

多重債務などで多額の借金を抱えてしまうと、返済していくのは至難の業です。何の知識もないまま悩んでいると、借金がどんどん膨れ上がる可能性も。一人で悩む前に、まずは相談してみることが大切です。

まずは借入先のカードローンに相談してみる

「借金が返せなくなった・・・」というときは、まず借入先のカードローンに直接相談してみましょう。というのも、相談内容によっては返済日を伸ばしてくれたりするなど、考慮してもらえる場合があるからです。

その際は、「なぜ返せなくなったのか」「今後も返済していく意思がある」ということをしっかりと伝えましょう。

カードローン会社で対応できない場合の相談先

カードローンで借金の解決ができない場合、以下の期間で無料相談を受け付けています。

相談機関電話番号
国民生活センター(独立行政法人)188または03-3446-1623
日本司法支援センター(法テラス)03-6745-5600
日本貸金業協会0570-051-051または03-5739-3861
日本弁護士連合会0570-783-110
金融庁(財務局)0570-016-811または03-5251-6811

一人で悩んでいても何も解決しません。まずは専門家にそうさんし、解決策を探っていきましょう。

カードローンに関するよくある質問

カードローンに関するよくある質問に回答していきます。質問の内容は以下の通りです。

  • カードローンのメリットは何ですか?
  • 借入に限度はありますか?
  • 在籍確認はありますか?
  • 300万円の借金は何年で返せますか?
  • 世の中のどれくらいの人が借金をしている?
  • どれくらい借金しているとヤバい?
  • お金がないときの方法を知りたい

「カードローンの悩みが残っている」という人は参考にしてみてください。

カードローンのメリットは何ですか?

カードローンの最大のメリットは「気軽さ」です。パソコンやスマホアプリから24時間どこにいても借入できる利便性の高さが魅力。また、コンビニATMで現金を引き出せるため、「気楽にお金が借りたい!」という人におすすめです。

また、消費者金融においては即日融資に対応している会社がほとんど。「今日中に借入したい!」という人にもおメリットが大きいですよね。

ただし、気軽に借りられるあまり、「借金をしている」感覚が麻痺する恐れがあるため注意が必要。事前に返済計画を立ててから申し込みましょう。

借入に限度はありますか?

借入限度額は、貸金業法の総量規制により「年収の3分の1まで」と定められています。

過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。

日本貸金業協会

なお、初めて融資を受ける場合、総量規制の限度いっぱいまで借りるのは難しい可能性が高いといえます。最初から大きな金額を借入できないことは覚えておきましょう。

在籍確認はありますか?

カードローンの審査では、返済能力の確認として原則在籍確認を実施します。ただし、「在籍確認しない」と明言しているカードローンも存在します。

在籍確認しないと明言しているカードローン1つ目は、大手消費者金融の「アイフル」です。Webサイトの公式サイトにもはっきり記されています。

アイフルでは、原則として電話による在籍確認はおこないません。審査を進めていく上で電話による確認が必要だとアイフルが判断した場合のみ、申込者の勤務先に電話をかけて在籍確認を実施します。

アイフル公式サイト

次に紹介するのが「SMBCモビット」。こちらも大手消費者金融の一つであり、公式ホームページにて「在籍確認しない」とハッキリ明言しています。

ご本人確認などの電話連絡なし!

SMBCモビット公式サイト

ちなみに、大手消費者金融5社では、必要に応じて在籍確認を行うというスタンスであるため、よほどのことがない限り在籍確認は免除されます。

また、銀行カードローンにおいても、相談次第で在籍確認の電話を免除するケースも増えている様子。

Web上の口コミでも、オペレーターとの相談次第で在籍確認が免除となった事例も存在します。「職場にバレたくない!」という人は、事前に旨を伝えてみましょう。

300万円の借金は何年で返せますか?

毎月10万円ずつ返済すると計算して、3年〜3年半で返済できます。ちなみに、金利15%であれば利息分は約84万円、金利10%であれば約50万円です。

世の中のどれくらいの人が借金している?

借金のある世帯は単身で約20%2人以上の世帯で約40%となっています。(参考:「家計の金融行動に関する世論調査」金融広報中央委員会

借金の平均額は、借入金のない世帯を含めると671万円、借入金のある世帯のみだと1,609万円です。

また、消費者金融で借金している人の総数は1,000万人以上と言われています。(参考:日本信用情報機構

どれくらい借金しているとヤバい?

どれくらいの借金がヤバいかについて明確な基準はありませんが、総量規制にも明記されている「年収の3分の1」以上の借金になるとヤバいといえるでしょう。

お金がないときの方法を知りたい

お金がなくて困っているときは、カードローンに申し込む前に以下の方法を試してみましょう。

  • オークションサイトで私物を売る
  • 日雇いのアルバイトで働く
  • 家族にお金を借りる

「今すぐ現金がほしい」という場合は、オークションサイトで私物を売りましょう。基本的にはなんでも売れるため、数万円〜数十万円くらいの臨時収入になります。また、日雇いのアルバイトで働くのもアリ。日当が現金手渡しの職場もあるため、即金性は高いといえます。

「大きなお金が必要」という場合は、親を頼っても良いでしょう。家族からの借金であれば利息を払う必要もなく、期間も長めに見てもらえます。

まとめ

記事の内容をまとめると・・・
  • カードローンを利用するとヤバいデメリットがある
  • デメリットを理解しないと自己破産に陥るリスクがある
  • ただし、カードローンで後悔しないための対策がある
  • カードローンについて理解を深めることで、無理のない借入ができる

カードローンを借りるとヤバいデメリットがあるのは事実。

具体的には以下の通りです。

  • 気軽に借りられるため金銭感覚が狂う
  • 返済が長期化しやすい
  • 返済に対する恐怖心を感じない
  • 金利が高い
  • 日割り計算で金利が発生する
  • 返済できなくなったときは家族にバレる
  • 多重債務/自己破産に陥るリスクがある

デメリットを理解せず、無計画で融資を受けるとヤバいことになりますよ。

最悪の場合、自己破産に陥ることも。

ただし、カードローンで後悔しないための対策はいくつか存在します。

  • 借入希望額を低く設定する
  • あらかじめ返済計画を立てておく
  • 追加返済を使って早めに完済する
  • おまとめローンを利用する

カードローンについて理解を深め、適切な返済計画を立てていきましょう。

参考になったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次