カードローンで収入証明書が必要な条件とは?必要な書類例や不要にする方法を解説

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カードローンの収入証明書はホントに必要?」「収入証明書不要で融資を受けたい!」と思っている人は多いでしょう。

収入証明書とは、カードローン審査時に、返済能力があるかを確かめるために必要な書類のこと。基本的には、ローン会社に提出を求められれば準備する必要があります。しかし、わざわざ書類を準備するのは面倒ですよね?

本記事では、カードローンで収入証明書が必要な条件を徹底解説!また、必要な書類例や不要にする方法についても余すことなく紹介します。

3分で読めて「収入証明書の準備は必要ない!」ということが分かる内容になっています。気になる人は、ぜひ参考にしてみてください!

目次

収入証明書とは?

「そもそも、収入証明書ってなに?」と思っている人は多いでしょう。一言でいうと、しっかり働いて収入があることを示す証明書です。一般的に、金融機関でお金を借りる場合は収入証明書が必要になります。

「具体的に知りたい!」という人のために、収入証明書について以下で詳しく解説していきます。

収入を得ていることを証明する書類

収入証明書とは、個人が労働を行い収入を得ていることを証明する書類のこと。カードローン申し込み時の審査において、客観性が高く信頼できる書類として利用されます。

必ず必要というわけではありませんが、カードローン審査時において、ローン会社が必要だと判断した場合に提出が必要。

ちなみに、収入証明書は過去1年間(1月1日~12月31日)に得た収入が対象になります。

収入証明書が必要な理由

「なぜ収入証明書が必要なの?」と疑問に思う人は多いでしょう。収入証明書が必要な理由は、ローン会社側が以下のことを確認するためです。

  • 安定した収入を得ているか
  • 希望融資額が総量規制を超えていないか

カードローンの審査で確認することは、「返済能力の有無」の1点のみ。つまり、収入証明書により安定した収入があるかの確認を行います。また、希望借入額が総量規制を超えている場合は原則融資できません。規則の範囲内で取引するためにも、収入証明書は必要になります。

収入証明書が必要な条件

カードローンで収入証明書が必要になる条件は以下の通りです。

  • 1つの金融機関から50万円以上を借りるとき
  • 他社借入額との合計が100万円を超えるとき

(参考:金融庁

例えば、A社で新たに申し込む際、借入限度額を50万円以上に設定すると収入証明書の提出義務が発生します。また、B社で40万円、C社で30万円融資を受けているとして、新たにA社で30万円以上借りる場合は収入証明書の提出が必要です。

基本的に、上記の条件に当てはまらなければ規則上の提出義務はありません。

収入証明書の書類とは?

「収入証明書に該当する書類が分からない・・・」と悩んでいる人は少なくないはず。

結論、収入証明書の役割を果たすのは以下の書類です。

収入証明書類手に入れる場所
給与明細書勤務先
源泉徴収所勤務先
所得証明書市町村役場
確定申告書市町村役場・税務署
青色申告決算書税務署
課税証明書市町村役場
納税通知書税務署
収支内訳書税務署
支払調書税務署
年金通知書日本年金機構

カードローンで提出する収入証明書類は、原則として最新のものを用意する必要があります。申し込みの際は、あらかじめ準備しておくことをおすすめします。

収入証明書が必要だと判断される場合もある

先ほど、収入証明書が必要な条件について説明しました。しかし、規制上で提出義務がなくても、ローン会社側の判断で収入証明書を求められる場合があります。

  • 収入が安定しない職業に就いている
  • 虚偽の記載を疑われた場合

収入証明書の提出を求められる理由を、具体的に以下で説明していきます。

収入が安定しない職業に就いている

収入が安定しない職業の場合、ローン会社側から収入証明書の提出を求められる可能性があります。なぜなら、返済能力を疑われてしまうからです。

  • パート/アルバイト
  • 自営業

パート/アルバイトはシフト次第で収入が変化する仕事。また、自営業も収入が安定しないイメージが強い職種です。

ローン会社側からすると「安定して返済できない?」と思うため、規則の範囲外であっても収入証明書の提出を求める可能性があります。

虚偽の記載を疑われた場合

虚偽の記載を疑われた場合も、収入証明書の提出を求められます。というのも、在籍確認で職場の勤務状況が判明するため、ウソの記載をすると「おかしい・・・」と思われるからです。

例えば、在籍確認でコンビニでのアルバイト勤務なのに、「年収2,000万円」と記載されているとおかしいですよね?

勤務状況と申告年収に明らかな違いがある場合は、確認のために収入証明書の提出を求められます。

転職・起業などで収入が変わった場合

転職や起業などで、これまでと収入が変わった場合に収入証明書が必要な場合があります。理由は以下の通りです。

  • 返済能力の再確認が必要だから
  • 総量規制の借入限度額が変わるから

収入が変わるということは、返済能力の程度も変わるということ。ローン会社側としては、次の職場でも継続して返済できるかの確認が必要です。また、総量規制の借入限度額が変わる可能性もあるため、収入証明書の提出を求める場合があります。

増額申請した場合

増額申請とは、利用限度額を増やすために行う再審査のこと。増額申請の再審査の場合も、収入証明書の提出を求められる可能性があります。理由としては、増額に見合った収入を得ているかを調査する必要があるからです。

増額申請の審査は、一般のカードローンと比べて厳しめの審査になることも。増額希望額に見合った収入・勤務状況を満たしているかの確認が必須であり、場合によっては収入証明書の確認が必要と判断されます。

前回提出した収入証明書から時間が経過している

前回提出した収入証明書から時間が経っている場合、再度提出を求められる可能性があります。というのも、時間の経過とともに年収が変化する可能性があるからです。

特に、収入が変わりやすい自営業パート・アルバイトなどの職業は、再度提出を求められやすい傾向。

ただし、安定して収入を得ていれば問題ありません。慌てずに対処しましょう。

収入証明書を不要にする方法

「収入証明書の提出なしで借入したい」という人もいるでしょう。結論、収入証明書を不要にする方法は以下の通りです。

  • 借入希望額を50万円以下に設定する
  • 他社での借入を完済する
  • 収入が安定している職場に勤務する

詳しい内容を以下で解説していきます。

借入希望額を50万円以下に設定する

申し込み時の借入希望額を50万円に設定すると、収入証明書の提出は不要。というのも、貸金業法により、収入証明書の提出は原則50万円以上と規定されているからです。

ある貸金業者から50万円を超えて借りるとき(中略)「年収を証明する書類」の提出が必要となります。

金融庁

ちなみに、貸金業法の規定で営業しているのは消費者金融になります。

大手消費者金融一覧
  • アイフル
  • プロミス
  • アコム
  • レイクALSA
  • SMBCモビット

つまり、収入証明書不要で融資を受けたいなら、消費者金融で50万円以下を借りれば規則上はOKということです。ただし、消費者金融側が必要だと判断した場合は、収入証明書を求められるため注意が必要。

他社での借入を完済する

収入証明書不要で融資を受ける方法2つめは、他社での借入を完済することです。理由は以下の通り。

  • 他社借入+新規借入の合計が100万円を超えると収入証明書が必要
  • そもそも他社での借入があると返済能力を疑われる

総量規制の規定により、他社借入+新規借入の合計が100万円を超える場合は、原則収入証明書が必要です。つまり、すでに100万円以上の借入がある場合は100%収入証明書が必要ということ。

また、他社での借入状況は申し込みの時点でローン会社側に把握されます。(参考:CIC 割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関

他社で借入していることから「お金に困っている?」と思われ、返済能力を疑われてしまいます。収入証明書なしで借入したいのであれば、他社での借入をキレイに完済しておきましょう。

収入が安定している職場に勤務する

収入が安定している職場に勤務しておけば、収入証明書を求められる可能性は低くなります。というのも、毎月一定の収入を得ていれば、返済能力があると判断されるからです。

ただし、安定した収入を得ていたとしても、50万円以上の借入または他社との合計100万円以上の借入の場合、収入証明書が必要になるため注意が必要。

収入証明書不要で借入できる可能性が高いのは消費者金融

結論、収入証明書不要で借入できる可能性が高いのは「消費者金融」です。なぜかというと、消費者金融は貸金業法をもとに運営しているからです。貸金業法では、以下の条件に限り収入証明書の提出を義務づけています。

  • 1つの金融機関から50万円以上を借りるとき
  • 他社借入額との合計が100万円を超えるとき

(参考:金融庁

上記以外の条件であれば収入証明書は原則必要ありません。つまり、収入証明書不要で借入するのは消費者金融が最も適しているということです。

大手消費者金融5社の特徴を、以下で紹介していきます。

アイフル

会社名アイフル株式会社
実質年率3.0~18.0%
借入限度額800万円
申し込み~融資まで最短25分
初回無利息期間契約の翌日から30日まで
担保・連帯保証人不要
返済頻度1回の支払いにつき35日以内または毎月約定日払い
月の返済額4,000円~
提携ATMセブン銀行
ローソン銀行
イーネット
イオン銀行
三菱UFJ銀行

収入証明書不要で借入できる消費者金融1つ目はアイフル。おもな特徴は以下の通りです。

  • 融資スピードは最短30分
  • オペレーターが親切・丁寧
  • 他社で審査落ちしてもアイフルは通る場合がある

アイフルの審査時間は最短30分。その日のうちに融資できるのが魅力の消費者金融です。審査から借入までが迅速なので、「すぐに現金がほしい!」という場合でも安心ですよね。

また、オペレーターの対応にも定評があるため、借入の相談もしやすい会社です。

ちなみに、ネット上では「他社で審査落ちしてもアイフルなら通る!」との口コミも見かけました。「審査に落ちるかも・・・」という人は、アイフルでの借入がおすすめです。

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プロミス

会社名プロミス株式会社
金利(実質年率)4.5~17.8%
申し込み~融資まで最短30分
借入限度額500万円
初回無利息期間30日間
担保・連帯保証人不要
月の返済額4,000円~
提携ATMセブン銀行
ローソン銀行
イーネット
ゆうちょ銀行

証明書不要で借入できるカードローンとしてプロミスもおすすめです。

  • 大手消費者金融の中では一番金利が低い
  • 利用者満足度NO.1

プロミスの金利は17.8%であり、大手消費者金融の中で一番低い数字となっています。大手消費者金融の金利は以下の通りです。

消費者金融金利
プロミス4.5~17.8%
アイフル3.0~18.0%
アコム3.0~18.0%
SMBCモビット3.0~18.0%
レイクALSA4.5~18.0%

上記のように、他の消費者金融は上限金利18.0%ですが、プロミスは17.8%と0.2%金利が低くなっています。

また、プロミスはオリコン顧客満足度が2年連続No.1(2020年・2021年)。利用者の満足度が高い消費者金融として人気があります。

「人気のあるカードローンをオトクに借りたい」という人はプロミスを検討してみてはいかがでしょうか?

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アコム

会社名アコム株式会社
金利(実質年率)3.0~18.0%
申し込み~融資まで最短30分
借入限度額800万円
初回無利息期間30日間
担保・連帯保証人不要
月の返済額3,000円~
提携ATMセブン銀行
ローソン銀行
イーネット
イオン銀行
三菱UFJ銀行

消費者金融大手のアコムも、証明書不要で借入できます。特徴は以下の通りです。

  • 大手銀行の傘下に属している
  • 利用者数が大手消費者金融でNo.1

アコムは、三菱UFJフィナンシャル・グループが運営する消費者金融です。日本の中でもトップクラスの銀行なので信頼感がありますよね。

また、アコムの利用者数は消費者金融の中でNo.1を誇っています。利用者数の比較は以下の通りです。

消費者金融利用者数
アコム151.5万人
プロミス139.5万人
アイフル96.9万人
レイクALSA83.1万人
SMBCモビット57.3万人

アコムの利用者数は151.5万人であり、2位のプロミス(139.5万人)に大差をつけています。「安心して借入したい!」という人はアコムでの借入がおすすめです。

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レイクALSA

会社名新生フィナンシャル株式会社
金利(実質年率)4.5~18.0%
申し込み~融資まで最短25分(WEB申し込みの場合)
借入限度額500万円
初回無利息期間180日(借入5万円まで)/60日(WEB限定)/30日
担保・連帯保証人不要
月の返済額4,000円~
提携ATMセブン銀行
ローソン銀行
イーネット

収入証明書不要で借入できる消費者金融としてレイクALSAもおすすめ。おもなメリットは以下の通りです。

  • 初回無利息期間最大180日間のサービスがある
  • 土日でも審査可能

レイクALSAの無利息期間は最大180日間。他の消費者金融が最大30日間であることを考えると破格の数字です。レイクALSAの無利息期間は以下の通り。

無利息期間契約額条件
30日1~500万円レイクALSAの利用が初めて
借入額すべてが対象
60日1~200万円レイクALSAの利用が初めて
WEB申し込み限定
借入額すべてが対象
180日1~200万円レイクALSAの利用が初めて
借入額のうち5万円までが無利息

初めての借入が5万円以下であれば180日間の無利息サービスが受けられます。「お試しで少額借りたい!」という人にはレイクALSAがおすすめといえますね。

また、レイクALSAは土日でも審査可能。急ぎで借入したい人にもおすすめです。

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SMBCモビット

会社名株式会社SMBCモビット
金利(実質年率)3.0~18.0%
申し込み~融資まで最短30分
借入限度額800万円
初回無利息期間なし
担保・連帯保証人不要
月の返済額4,000円~
提携ATMセブン銀行
ローソン銀行
イオン銀行
三菱UFJ銀行

SMBCモビットのメリットは以下のとおりです。

  • 原則在籍確認なしで融資を受けられる
  • Tポイントが溜まる

SMBCモビットは「在籍確認しない」と明言している数少ない会社の1つです。

SMBCモビットのWEB完結なら、原則として電話・書類手続きが発生しないため、電話による在籍確認なしでご利用できます。

SMBCモビット公式サイト

公式サイトに記載があるため、「会社にバレたくない!」という人でも安心して借入できますよね。

また、SMBCモビットで返済するごとにTポイントが貯まります。

  • 200円返済するごとに1ポイント
  • 1ポイント1円換算

ポイント制を取り入れている消費者金融はほとんどないため、普段からTポイントを利用している人にはメリットがあるでしょう。

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収入証明書に関するよくある質問

収入証明書に関するよくある質問について回答していきます。

「収入証明書について疑問が残っている」という人は、参考にしてみてください。

どうしても収入証明書が提出できない場合はどうする?

収入証明書の提出に応じられない場合、審査に落ちる可能性が高いといえます。というのも、返済能力の有無が確認できないからです。

カードローン会社は、利用者の貸し倒れを防ぐ目的で審査を行います。つまり、収入状況が判断できない人にお金を貸すことは無いのです。

ただし、どうしても収入証明書が用意できない場合は、事前にローン会社側へ相談してみましょう。

収入証明書はどのように提出すれば良い?

収入証明書のおもな提出手段は以下の通りです。

  • パソコン/スマホ
  • 郵送
  • FAX

オススメはパソコン/スマホでの提出です。必要書類をアップロードするだけで提出できるので便利ですよ。ただし、画像が荒いと再提出を求められるため注意が必要。

増額審査で収入証明書の提出が免除されることはある?

カードローンの増額審査において、収入証明書の提出はほば確実に必要です。増額審査はその名の通り、融資金額を増やすための審査になります。

ローン会社側も、これまでより厳しい目で審査する必要があるため、客観性が高く信頼できる書類である収入証明書の提出は必然といえるでしょう。

まとめ

記事の内容をざっくりまとめると・・・
  • 収入証明書は、返済能力を確認するための必要書類
  • 収入証明書の提出義務は新規50万円以上または他社との合計100万円以上の借入
  • 規則の範囲外であっても収入証明書が必要な場合がある
  • 収入証明書を不要にするには、返済能力を疑われないことが重要

収入証明書とは、ローン会社の審査の際、返済能力の有無を確認するために必要な書類です。収入証明書の提出義務は貸金業法により、以下のように定められています。

  • 1つの金融機関から50万円以上を借りるとき
  • 他社借入額との合計が100万円を超えるとき

(参考:金融庁

上記の条件にあてはまらない場合は、原則収入証明書の提出義務はありません。しかし、規則の範囲外であってもローン会社側は必要だと判断した場合、収入証明書を求められる可能性があるのも事実。

収入証明書不要で借入するには、返済能力を疑われないことが重要。具体的には以下の通りです。

  • 借入希望額を50万円以下に設定する
  • 他社での借入を完済する
  • 収入が安定している職場に勤務する

上記の条件であれば、収入証明書なしで借入できる可能性が高いといえます。

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